2002年04月13日(土曜日)

『こうもり序曲』編曲を前に

 今年の衣笠定演のAアンの曲、ヨハン・シュトラウスの『こうもり序曲』、400小節以上ある長い曲だしそろそろ編曲に手をつけておこうかなと譜面を眺め始めました。眺め始めたのはいいのですが、・・・う〜ん、シュールですねぇ(笑)。とりあえずパート分けが難しい。現指揮者殿には「アルト1パートにプライムが1〜3の上声下声、それにバスとウッドで」と一旦伝えてはみたものの、そこまで細かくパート分けする曲じゃないような気も少ししつつ、でもわけないと恐ろしく高速な和音の移動が出てきたり。アルトの扱いも問題で、『ブランデンブルグ協奏曲』の時のように完全にアルトをプライムと対等の1パートとするか、あるいは3、4人で高音の補助的な役割に回ってもらうか・・・。前者を選ぶと冗長な気がするし、後者を選ぶと盛り上げどころの高音スケールのパワーが心配。でもアルトなしで演るのはちとつらい。さ〜て、どうしましょうかねぇ?現時点で一番可能性が高いパート編成は「アルト*1、プライム*3、バス、ウッド」で、プライムはところによりディビジョン、といったところでしょうか。人数はアルト、プライムは対等で。・・・まぁそれが一番この曲としてまとまる気がするなぁ。また、想定される特殊技術(←オイ!?)として、ピチカート、タッピングハーモニクス、ドブレ、タンゴ・アン・スカイの♪タララタン、タララタンってとこみたいなの(あのamipで一気に下がっていくとこね)といった辺りが挙げられますので、演奏者の皆さんは頭に入れておいてください。あはははは〜〜〜〜。

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