2010年07月07日(水曜日)

12年目の七夕と梅酒

 今年も七夕がやってきた。この日はこのHPの開設記念日であり、今年で実に12周年。最近は更新もすっかり滞ってしまっていたが、今日をきっかけにこの日記を更新するということを生活のリズムの中に取り込んで戻していこうと、今月は"雑記帳の更新"を抱負としてやっていきたいと思う。

 さて、この日記は12周年を迎えたわけだが、同じく今年3月7日生まれの次女もちょうど4ヶ月になる。生まれた時は少々小さかった彼女も、今では母乳ですくすく育ち、ふくふくとしたおっとり愛らしい赤ちゃんに育ってくれている。今のところ強いて問題を挙げるなら少々の汗疹程度で特に病気もせず、実に健康的だ。素晴らしい。

 だからというわけではないのだが、今日は自宅で梅酒を漬けてみた。実家には梅の木が2本あり、そこから収穫される梅で祖母は毎年梅干しや梅酒、梅ジュース等を作っている。近年は母も梅酒作りに参戦している。今年は気候が悪く、一般的には梅の出来はよくないらしいのだが、実家の梅の実はいたって順調。例年以上にきれいで大きな実をつけてくれている。今年はその出来の良い梅をおすそわけする見込みもあまりなく、せっかくの梅が余りそうだということもあり、急遽私も自分で梅酒を作ってみることにした。

 仕事が終わってからまだ日が残っている内に、祖母と梅の実を収穫する。できるだけまだ黄色く熟していない青いものを選んで取って、約3kg。その梅を使って梅酒作りを行った。

 今回採用したレシピは以下の通り。通常のホワイトリカーで作る梅酒は実家で作られているので、自分ではウィスキーベースの梅酒を試みてみることにした。

・青梅 約2kg
・氷砂糖 約400g
・サントリー 角瓶(黒) 2100ml(3本)
・マッカラン グランレゼルヴァ 12年 50ml

 収穫してきた梅のヘタを取り水洗いした後に、さらに約4時間水につけてアクを抜く。その後よく水気を切って拭いて瓶に入れ、ウィスキーを注ぐ。今回は買いに行ったドラッグストアで特売していたというだけの理由で角瓶の黒を使用。できるだけ泡立たないようにそっと注ぐ。最後に氷砂糖を上に入れ、フタをしめて出来上がり。梅酒は基本三カ月程度で飲み頃になるが、ウィスキー版の梅酒はウィスキーがえぐみを消してくれるため、さらに1年〜3年寝かせて漬けこむことも可能とのこと。これからのんびり楽しんでいきたい。

 なお、今回隠し味としてわずかながらマッカラン グランレゼルヴァを入れるという暴挙に出てみた。佐賀の実家の話では梅酒を作る際に大吟醸を少し入れるとおいしくなるということだったので、ウィスキーバージョンで大吟醸に相当する隠し味ならこれくらいかという適当な判断に基づく。

 最後に、上記レシピで書かれている「青梅 約2kg」は目分量で結構適当なので、もしこれを参考に自分で梅酒を作ろうという場合には気を付けてください。大きく外れてはいないと思いますが、あくまで目勘での計量です(爆)。

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