2003年01月09日(木曜日)

『ラーメン二郎』

 今日は仕事を早め(19時半くらい)に切り上げ、高校時代の盟友F島氏とともに美味いラーメンを求めてはるばる志茂の『ラーメン二郎』という店まで繰り出してきました。かねてからF島氏が「とんこつ醤油ベースで悪質な、本当にラーメンかどうかすら疑わしいくらい」のものだとのたまっていたので、どれほどいかつい代物が出てくるのかとわくわくしていたのですが、出てきたのは意外に普通の(?)太麺系のコッテリとんこつ醤油ラーメン(油多め)でした。いや、確かにラーメンの上に山と積もる野菜は威圧感があるのですが、それとて立命館大学側のあの『ビートルズ王将』の明らかにおかしい味噌煮込みラーメンや野菜丼他の気違い染みた品々程ではなかったですし(あそこで学生時代一体どれほどの野菜を補給したことか)、F島氏が言う「ラーメンとは思えない程太い麺」も、ウチの近くのいつも人が並んでるラーメン屋『らすた』のそれと大差ありません。要は、私の免疫の範疇だったわけです。が、確かにラーメン丼の脇にまでベッタリ付いている油には少々インパクトを受けました(笑)。

 味の方は、いわゆる『家系ラーメン』や『らすた』にも通じる濁ったとんこつ醤油のスープを基調として、太く堅い麺に大量の豚の背油がコクを付けるというもの。『家系』や『らすた』と比べるとスープ自体の味は醤油よりとんこつの旨味に重点が置かれ、油にやや依存した感のあるものでした。とりあえず一口目はビックリする程旨味があって美味しいです。しかし、元々油に弱い私はその美味しいスープもすぐ油にやられてしまい、あまり大量に飲むことはできなかったのですが・・・。そしていかつく効かせたニンニクがいい感じに食欲をそそり、それは美味しく頂いてきました。確かにあそこは美味しいですね。わざわざ志茂まで繰り出したかいもあるというものです。『ラーメン二郎』、コッテリとしていて油やニンニクの効いた漢らしいラーメンが好きな方は一度行ってみるのもいいかと思います。『ラーメン二郎』は色々暖簾分けされた店があり、しかもチェーンではないので同じ『ラーメン二郎』でも店によって味なんかは結構違うとのことなので、今回のレポートは志茂の『ラーメン二郎』限定ですのでその辺よろしくお願いします。まぁ、堅めの太麺でコッテリしたとんこつ醤油ベースという基本はあまり変わらないらしいですが。

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