2002年02月13日(水曜日)

不名誉な負傷

 ・・・左手を怪我してしまいました。今私の左手は湿布を張られ、ネットで被われ、端から見るに何とも痛々しげな様相を呈しています。一体私の左手に何が起こったのでしょうか?またギターの弾き過ぎやタイピングのしすぎによる腱鞘炎でしょうか?・・・それならまだ何となくカッコがつくからいいのですが、今回のは実はとても間抜けです。

 事は昨日の朝起こりました。起き抜けです。いつものように朝の私の頭はボ〜ッとしています。とはいえ時間は刻一刻と過ぎていきます。あまりの寒さに私の頭は布団から出ることを拒絶しようとしますが、そろそろ出ないことにはマジで会社に間に合わなくなってしまいます。嫌々ながらもゴソゴソ起きだし、歯を磨いて顔洗って、スーツに着替えて準備も完了しました。あとはコートを着て出て行くだけです。私はいつもの黒のロングコートをクロゼットから取り出し、さぁ着ようかとバサッとひるがえすようにコートを背中に回しました。その瞬間です!小さく鈍いゴンッという音とともに、私の左手の甲に激痛が走りました。思わず体の動きも一瞬止まってしまう程の激痛です。そう、開いたクロゼットの扉の角に、左手の甲を通打してしまったのです。左手をまともに握ることすらできないくらいの痛みに耐えつつも、もう家を出ないとマジで遅刻しそうな勢いだったのでそのまま私は駅に向かっていきました。電車の中ではつり革を握ることすらできませんでした。会社でも始終痛みに悩まされ、キーボードを打つ際にも左手は小指以外ほとんどまともに機能しないありさまです。・・・私はほどなく会社の前にある薬局で湿布を購入して手当てをしていました・・・。ああ、間抜けだ・・・。

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