2001年07月09日(月曜日)

青汁

 青汁です。我が社の隣には、『青汁友の会』を名乗る微妙にうさんくさい店が厳かに鎮座しています。そして、私もいつか体調が本気でヤバイ時はお世話になってみようと密かに心に決めていたのですが、その日がとうとうやってきました。

 今日の夜八時くらい、私はいつものようにコンピュータに向かい、一日の仕上げをしようとガシガシとJAVAのコードを書いていました。すると、何やら後ろの方で先輩達が盛り上がっています。何だろうと思ってみてみると、グル−プ長殿が笑いながら部屋の外に出て行きます。彼は私と目が合って曰く、「いや〜、青汁こぼしちゃったよ」。その時私は一瞬自分の耳を疑いました。「え?青汁!?」 見ると、確かに某先輩の手の中には青汁が。ラベルも何もついてないサラの500mlペットボトルの中に入った青汁があります。「ayum君も体にいいから飲んでみたら?風邪治るかもよ?」とグループ長殿は笑って言います。そして元来ゲテモノに強い私は、青汁も確かに悪くないかもなと挑戦を決意したのです。

 青汁。それはドロドロしています。まるでアオコが発生して腐りかけた水のようにドロドロしています。その極限まで密度が高められた緑色は、何かしら自然界に存在するものとしては不自然なくらいのヤバさに満ちています。私はまず匂いを嗅いでみました。先輩は匂いを嗅ぐと飲めなくなるからやめた方がいいと言うのですが、幸か不幸か極度の鼻づまりに苦しんでいた私にはその殺人的とも噂されるアオコの臭気にはあてられずに済みました。そして一口。・・・ん?案外こんなものかという感じです。そして普通に飲んでいる私を見て、グル−プ長殿は「案外いけるじゃん、って顔してるな」と仰ります。うん、確かに匂いがわからなければ普通の野菜ジュース(ただしやはりかなり濃い)程度のノリで飲めるのです。そして私はこの風邪を早期に完治させるため、明日は自ら500mlの青汁を購入してきて一気に飲み干そうと心に決めたのでした。何しろ今日会社を風邪で休んだ先輩は、私に風邪を移されたと吹聴していたそうですしね(爆)。そうそう、ちなみに私の後に飲んだ同僚は、もうこの世のものとは思えないくらいの壮絶な表情を醸してくれましたとさ。

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