2001年06月19日(火曜日)

初納品前夜

 さてさて、明日は私の初仕事の客先でのテスト環境への導入です。ハッキリ言って相当ヤバイです(爆)。いや、私の今回の仕事は以前に神様と呼ばれる先輩が作ったシステムのバグ修正及び機能追加なわけですが、仕様の問題で少しもめて、バグを直したら思わぬところで新たなバグが発見され・・・、となかなか荒れ模様の開発をすることを余儀なくされたわけですね。で、今日もそのデバッグに追われ、会社を出たのは十時半過ぎだったわけですが、まぁそんなことは小さいことです。それよりもっと重大なことは、私以外誰も完成したソースがどうなっているのかを知らないということです(爆)。いや、神様は昨日今日と新たにシステムを納品したお客のところが何やら凄いことになっているらしく、客先に直行直帰で二日間会社に姿を見せず、当然この二日間私が作ったソースがどうなっているのかなど知りませんし、今回のプロジェクトを補佐的に見守るグループ長殿も、「ああ、そこでつっかえてるのか。ならこうしてこういう処理で問題ないはずだよ」と説明は丁寧にしてくれるのですが、その説明を聞いて私が作ったソースの完成形を見てはいません。初仕事だぞ、オイ!? そこまでほったらかしといて大丈夫なのかよ!? かなり初仕事の新人らしからぬ扱いを受けてます。しかも!なんとシステムの都合上により一部社内でのテスト環境が作れず、動作検証すらまともにしないで納品する部分があります。それでも完成形見てくれないのか!? って感じで実にデンジャラスです。ここまで新人らしからぬ扱いを受けるともはや「俺ってもしかして大物扱い?」とか割切って笑うしかありません(爆)。しかも神様はまだしばらく別の客先に入り浸りの生活が続きそうなので、今回のプロジェクトの電話対応からバグ対応までほとんど私が実質上の窓口となるわけです。やー、俺って大物だねぇ・・・(諦)。グループ長殿は「もしかしたら過去の新人で一番タスク抱えてるかもしれないなぁ」と笑って仰ってました(ちなみにこの仕事の他にも結構仕事が残っている)。

 明日私が普通に客先から帰って来れるのか、あるいは客先でバグ対応に追われNo Returnとなるのか、はたまた動かしたとたん致命的なバグが発現しForever No Returnとなるのか、まだ誰にもわかりません・・・。

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