2000年11月15日(水曜日)

2000年度龍谷大学ギター部定演

 今日は龍大の定演に行ってきたのですが、あれは私の精神衛生上かなりよろしくありませんでした。ただでさえ午前中のレッスンで先生にタンゴのリズムやらテンポ感やらについて色々言われ、「オイオイ、あと2日だぜ!?」とか思って泣きかけていたところなのに(といっても先生には私が明後日の定演でソロを弾くことは話してないので、先生にしてみれば中期課題といったところなのでしょうが)、いちいち凄まじいピアソラを見せつけられて本気でブル−入りました。おかげで気合は入りましたが、昨日預言したように神が降臨する一歩手前まできてしまいました。あ〜、なんで今年こんなにピアソラ流行ってるんでしょうね?たまりませんわ。まぁ泣き言いっても仕方ないので、とりあえず今晩はあらゆる演奏者が弾いているギター版及びピアソラ自身のクインテットの演奏を再度徹底研究です。もう開き直りました。わしゃ強いで!? そう簡単に屈すると思うなよ?

 しかし龍大の定演は相変わらずいい感じですね。全員が一丸となって一所懸命にやっているのがいつも伝わってくる。正直若干名を除いて個人の技術レベルが飛び抜けて高いわけでもないのに、アンサンブルになると凄いオーラで迫ってくる力はある種神憑かり的なものの感じます。トレモロきれいでしたねー。あれはヤバイですよ。ウチらの『威風堂々』でのトレモロ一笑に賦されますよ。泣きそうです・・・。部長挨拶で、最後に4回生の名前を全員呼んで、「あなた方の後輩でいれてよかったです」といった感じの台詞を言いながら涙を堪える部長さんの姿は印象的でした。後輩が心からの涙を先輩に向けて流してくれるというのは先輩冥利に尽きるのでしょうね。少し羨ましい気もします。龍大のマンゴレとも一回生会以来の付き合いで、京大の聖帝や工繊の女傑と四重奏のブランデンブルグ6番をやったり、京女の新歓にゲスト参加したり、演劇の前座やったり、自転車壊されたり(爆)と色々やりましたが、こうして皆最後の定演のステージを去り、もう明後日には私の番が来るのだなと思うと月日の流れの早さを感じます。あれからもう3年ですか・・・。まぁ感傷に浸るにはまだちと早すぎますね。龍大の皆さんからはいい刺激をいただきました。とりあえずは明後日の定演です。もう時間は僅かしかありませんが、できることはすべてやりましょう。泣けなくてもいいです。結局本番までに納得のいくように仕上がらなかったとしてもそれもまたいいでしょう。とりあえず自分の中で悔いだけは残さないように。

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