2000年07月08日(土曜日)

合奏団、練習のはずが・・・?

 今日は合奏団の練習がある日なので日中ずっとギターを弾いていて夕方7時頃に「さて行くか」と意を決して出かけていったのですが、教室に入ってみると何やらいきなり飲み会モード。いつも練習の後にはテ−ブルが出てきて酒とつまみが並んで飲み会モードに入るのですが、今日はいきなりです。何だろうと思っていると先生が「まぁ座ってください」と言いながらグラスに酒を注いでいます。聞くと、今日は集まる人が少なすぎて練習にならないので飲みながら今後の活動についてのミーティングでもということらしいのですが、グラスに注がれている酒が・・・。知っている人は知っていると思いますが、私が習いに行っている先生の教室には後ろの方に棚があり、そこには何やら色々な果実や草花が焼酎に浸かっている実に怪しい酒瓶の数々があります。いつも「あれは何なんだろう?」と気になってはいたのですが、今私のグラスにその数多の酒瓶の中の一つが注がれ、サイダーで割ったものが出されています。衝撃でした。「ああ、皆でのむんや、これ」。最初に思ったのはそれでした。そして恐る恐る口に運ぶわけですが、これが結構うまい。最初にいただいたのはキンカンの酒で、普通に美味しくいただけました。今日は他にバナナ(バナナの実が漬けてあるのだが、実が崩れかけて屑が浮いている。サイダ−で割ると炭酸でその屑が上に集中して浮いてきてかなり怪しい。が、甘味がやっぱりバナナでかなり美味しい)や菊の花(もはや果実ではない。焼酎の味がダイレクトに残っている辺りやはり菊の花自体味はそんなに出さないのだろう)、菜の花(飲まなかったけど糠漬けのようなクセがあるらしい)、くま笹(なにやらまろみのある甘味が結構Good)等色々な自作果実酒が出てきて我々の舌と脳を楽しませてくれました。先生曰く「今が大体十年もので一番美味しい時期」だそうで、確かに見た目の怪しさとは裏腹の熟成された味は本気で美味しいものもありました。しかしレッスンに行く度にいつも気になっていたあの怪しい酒瓶の数々、まさか自分で飲める日が来るとは思いませんでした。これも合奏団の恩恵でしょうか?

 そう、合奏団ですが京大の聖帝のコンサート以外にも私がいる間に結構色々なところに出て行くらしいです。最近になってオファーがあったらしく、9月に大阪のどっかの教室のミニコンサートにゲスト出演があり、11月に奈良ギタ−フェスティバルに出演しと、思っていたより私が合奏団員としてステージに立つ回数は多そうです。っていうかおかげで当初3曲だけ弾けばよかったのが、気付いたら7,8曲譜面渡されてるんですが・・・。まぁよしとしましょう。そして2月には独重奏会があり、そこで私が合奏団でパ−カスやってる人が歌うのにギターの伴奏をやるという噂が今日・・・。いや、それはいいですけど一体何故私なのでしょう?先生の陰謀を感じます(笑)。っていうか先生も「いいや、最初は冗談のつもりで言ってたけど彼女(歌う人)本気になってるな」とか笑って言いはるし。おおう・・・。まぁ、なんでもやらせていただきます。でもソロでロドリーゴの『パッサカリア』も弾かせてもらいますけど・・・。

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