2000年07月23日(日曜日)

定演独奏選曲

 私の定演の独奏曲がほぼ内定しました。ルイス・ピポーの『歌と踊り第一番』か『ブエノスアイレスの夏』です。それもおそらく前者。後者は私にとってはカッコいいだけの曲で、それ以上の哲学は浮かんでこないのでたとえ弾いたとしてもそれなりの演奏にしかならないでしょうが、前者はその点ちゃんとビビッドなイメージがバシッと浮かんできてくれます。これなら大丈夫。難易度的には、歌の部分は『大聖堂』の第二楽章くらいで、ハイフレットのコードチェンジがない分いくらかマシくらい、踊りの部分は左手は『Faire』の簡単なところ程度の難易度ですが右手が恐ろしくややこしい。まぁ慣れればどうにかなるでしょう。時間的にも4分ジャストくらい。まぁ適当でしょう。美しく叙情的で冷たい哀愁が漂う実に私好みかつ私に合った歌のパートと、長調に転調して軽快かつ前進的でファイナルファンタジーの飛空挺を思わせる踊り。なかなかよいです。知名度的にも超A級メジャーというわけでもなくマイナーすぎるわけでもなく、色々な意味でちょうどいいのではないでしょうか。ギターマニアを満足させてなおかつギター素人さんにも受けのいいクラスでのギリギリの選択でしょう。

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