2000年06月02日(金曜日)

藤井敬吾ショック

 去る5月31日、南草津駅前のクラシックギタ−喫茶『アルハンブラ』に衝撃が走りました。その時の凄まじい波動たるや、まさに藤井啓吾(漢字不詳)ショックと呼ぶに相応しいものがありました。その日は『アルハンブラ』に藤井啓吾氏、上田英治夫妻、田中泰治(漢字適当)氏と4人ものクラシックギターのプロが集まったわけです。その中でも藤井氏はもう格が違うというか何というか・・・。とにかく凄いものを見て帰ってきました。初見や記憶を頼りに一気に恐ろしい演奏をしてみせるかと思えば、往年のクラシックの名曲にパクリやパロディーを入れて演奏してみたり、その指導の適確なことといい・・・。筆舌に尽くしがたいものがあります。おかげであの日以来私と忌無の中ではもう見事なまでに藤井啓吾ショックが後を引いていて、BOXであの日のことを反芻しながらギターを弾いています。就職活動以来ギターを弾ける時間ができても何故か往年の気合が足りないでいた私に一気に火を付けてくれました。あの日勝手に学んできたことを消化することで、これまで苦手とし、苦しんでいたアルベジオの壁もやっと突破できそうです。藤井啓吾氏と、あのような機会を与えてくれた喫茶『アルハンブラ』さん及び話を耳に入れてくれたKIYOに大感謝。また来ないかな・・・。そう、ちなみに今はショックの影響で私と忌無の中では『ダンサ・ブラジレイラ』が突然大流行しています。二人ともそれやってます。各々の技の磨き所をそこに見い出しながらね。早ければもう一ヶ月くらいで定演前のピ−ク時よりさらに一層パワーアップした私の演奏をお聴かせできることでしょう?

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